更年期障害の症状

更年期障害の頭痛

投稿日:4月 18, 2014 更新日:

頭痛は、もともと多くの女性が悩んでいる症状です。ですが、更年期に入ると、この症状が慢性化したり、悪化したりする場合が多いのです。

更年期によって起こる頭痛は、脳血管の血管壁の痙攣や収縮によって起こるともいわれます。これもエストロゲン分泌の減少が関係していると考えられています。

頭の一部が痛い、頭全体が重たい、うなじが痛い、肩こりをともなうなど、症状はさまざまです。

まずは、病院で、重大な病気でないことを診察してもらうと安心です。更年期障害の症状で、頭痛は、最も代表的な症状の一つではありますが、必ずしも更年期が原因とは限らないからです。

 

更年期の頭痛の特徴

更年期障害の頭痛の特徴としては、

  • 起こる回数が頻繁であること
  • 痛みはじめると、長時間続くこと

この2つがあげられます。そして、その頭痛は、ズシっと重たい痛みが一日中続く場合や、ズキズキと響くような痛みが断続的に起きる場合があります。

更年期に起こるこのタイプの頭痛は「緊張型頭痛」もしくは「血管性頭痛」が多いようです。

更年期障害の頭痛は、大抵は、イライラや疲労感、のぼせやほてり、めまいや吐き気などを伴って起こります。もし、頭痛だけ単独で起こるようでしたら、更年期障害ではなく他の病気の可能性も考えてみてください。

 

更年期の頭痛の原因

当然、両方の頭痛のタイプも更年期の方以外にもおこる頭痛です。

「緊張型頭痛」の原因として考えれるのは主にストレスなどにより血管や筋肉、神経が緊張するためといわれています。

「血管性頭痛」は「偏頭痛」「片頭痛」とも呼ばれています。むしろこちらの呼び名のほうがなじみがあると思います。「血管性頭痛」は頭部の血管の収縮が原因で起こります。ストレスや飲酒などなんらかの原因で頭部の血管が拡張して神経を刺激することで頭痛がおこります。

いずれにしても更年期に入るとホルモンバランス、自律神経のバランスが乱れることにより血管の収縮などに影響して頭痛が起きやすくるなると考えられています。

また、どちらの場合も、初めはなんとなくの痛みですが、次第に苦痛に変わってきますので、軽いうちに対処するほうがいいですね。

更年期の頭痛の予防対策

更年期の頭痛は血管の拡張や、筋肉や神経の緊張などが自律神経やホルモンのアンバランスにより起こることが主な原因です。ですので自律神経をバランスを良くすることを意識した方が良いでしょう。

そのためには

  • 規則正しい生活をする
  • リラックスする

ことが大切です。規則正しい生活というのは昼は活動して夜はしっかり睡眠をとる、食事も定期的に取るなどです。そうすることにより自律神経の交感神経と副交感神経が働くべきときに働き、自律神経のバランスもよくなります。

また、ストレスが自律神経を乱す原因にもなるので、ストレスをうまく発散する方法やリラックスできる時間を作ることが大切です。

他にも冷えは血行を悪くし筋肉や神経を緊張させるので、冷え性の方は冷え対策をしっかり行いましょう。

入浴は冷え対策にもなりリラックスすることもできるので、日ごろシャワーですませてしまっている方は入浴する習慣を身に着けるのもよりかもしれません。

 

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